この毎日新聞堂島社屋はキャプショ
ンによると1922年竣 工。建物は地下1階、地上5
階建てで御影石を外壁に使った重厚な建物。太平洋戦争の戦火にも耐えましたが、1992年12
月、毎日新聞大阪本社が西梅田に移転したことによってその役
目を終えました。大正時代の貴重な建物ということで正面玄関の一部をモニュメントとして復元保
存しているそうです。
さて、昭和21年の正月よりスター
トした『マアチャンの日記 帳』。この時手塚先生は
17歳。大阪大学附属医学専門部に通いながらの漫画家生活でした。その旧阪大跡地には現在、国
立国際美術館が建っています。ここから徒歩10分くらいの場
所でしょうか。ということは、大学の帰りに歩いて原稿を届けに行っていたのですね。また、余談
ながら旧毎日新聞社から徒歩3分くらいの場所に、よく映画を
観に行ったといわれている朝日ビルディング(旧朝日会館)があります。
『マアチャンの日記帳』の連載は当初1ヶ月の
予定が3ヶ月に延長され、 好評を博したそ
うですが、これに関して有名なエピソードがあります。手塚先生はとある店で木製のマアチャン人形が
販売されているのを発見。そもそも作者に無断でキャラク
ター商品が売られていたわけですが、「マンガが人気な証拠」と喜んだ、というのですが…。なんと!
その伝説のマアチャン人形がこの度復刻されるというでは
ありませんか!?FC会誌vol.185によるとデビュー60周年記念グッズで「非売品」だそうで
すが、こういう商業ベースに乗らないグッズこそファンは
欲しい!私はOVA「マグマ大使」が出来たときに配られた「アースが生んだマグマの毛」という御守
りを持っているんですが(笑)、今回もマニア心くすぐら
れるグッズで非常に心惹かれました。これは記念館へ急行しなければ…! |